Seal: Best 1991 - 2004 / Soul [おまけ付き]

今回取り上げるのはイギリス出身の歌手であるシールのベスト盤
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と、デイヴィッド・フォスターがプロデュースしたソウル・カヴァー集「ソウル」。
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シールは一度見ればまず忘れないであろう強面
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が印象的で、大抵の人はひと目見た途端に怖がる……みたいです。

個人的にシールの顔は人が言うほど怖いとは思わないけれど、過去に彼の顔写真を見せる度に「怖い怖い」と恐れられ、アフリカ人との混血である従兄弟でさえも「何この人、顔に傷がある‼︎怖い‼︎」と言う(実際は傷ではなく幼少期に患った膠原病の後遺症らしい)もんだから、一般的には顔の怖い人ということになるのだと思う。

シールはハスキーでスピリチュアルな声質の持ち主で、どう考えてもソウル向きの声なのだけれど何故か彼はテクノみたいな音楽をやっており、その一方で打ち込み主体の歌ものやソウル/ファンク、そしてレゲエまで歌っている。

唯一無二の歌声は昔から好みだったものの上記した統一感のなさが嫌で、しばらく彼のアルバムは聴いていなかったのだけれど、久々にシールのベストを聴いた時に「あぁ、今聴くと良いな」とようやく思えるようになった。

確かに曲調はバラバラで統一感は全くないけれど、選曲及び曲順が完璧なので不自然さは感じない。

それに、テクノとはいっても今主流のチープチーパーチーペストな使い捨て音楽感もチャラさも無いしね。

とはいえ、シールの楽曲群で最も魅力を感じるのはやはり、映画「バットマン フォーエバー」に使われた最大のヒット曲''Kiss From A Rose''や''IV''収録の''Love's Divine''といったソウルフルなバラード/歌もの。

テクノ系の曲もあれはあれで良いけれど、シールの歌うバラード/歌ものは声の良さと相まって心に響く。

そしてフォスターがプロデュースした「ソウル」は、歌い手シールの本来あるべき姿が現れていますね。

フォスターは基本的に装飾過剰なはったりプロデューサーであり、彼のプロデュース作品と聞いた途端に身構えてしまうけれど、「ソウル」に関しては当たりと言って良いかな。

キャリアの割に作品が少なく、多分今でもマイペースに作品をリリースしているシール。

今回取り上げた二枚は、シールの作品群の中で特にお薦めできますね。




[おまけ: 2Pac / All Eyez On Me]




今回のおまけは、シールのベストにも収録されている''Human Beings''が産まれたきっかけの一つとなった2パックと、彼が遺した作品「オール・アイズ・オン・ミー」。
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''Human Beings''はヒップホップの東西抗争によって2パックとノートリアス・B.I.G.が殺害されたことがきっかけで出来た曲で、重々しい曲調と嘆きの如きシールの歌唱が印象に残る曲。

2パックは西側の犠牲者で、いかにも悪党といった風貌のノートリアスとは違っていつもどこか哀しい表情をしている。

「オール・アイズ・オン・ミー」は二枚組(LPは四枚組)の大作で、私が2パックのアルバムを聴く時はだいたいこのアルバムを聴いてます。

彼の書き上げるギャングスタ・ライフと露骨な下ネタ、そして哀しみと信仰心が混じった歌詞と野太い声、そして独特のフロウ。

基本的にヒップホップに興味関心のない私が聴いても、2パックのラップは心に響くものがある。

前作にあたる''Me Against The World''
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もかなり評価の高い作品だけれど、個人的には「オール・アイズ・オン・ミー」に思い入れがある分そちらの方が好きですね。



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この記事へのコメント

2020年01月13日 11:26
こんにちは

シールは知ってますね。
何曲か持ってますよ。
世名 和正
2020年01月13日 15:46

>トトパパさん

シールはベストと「ソウル」があれば取り敢えずはOKかなって思います。
本当はアコースティック・アルバム付きの限定仕様のベストが良かったのですが、あれは貴重なんで今ではほぼ手に入らないっぽいですね(苦笑)