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zoom RSS Tyr : ティア

<<   作成日時 : 2018/11/14 02:09   >>

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Tyrはデンマークの自治領であるフェロー諸島出身のヴァイキング・メタル・バンドで、ヴァイキングとはスカンジナヴィア半島辺りにいた、商人と海賊の間を状況に応じて切り換えていた人達のこと。

まぁ、要はサウンドあるいはルックスがヴァイキング的なメタル・バンドとでも理解しておけば充分だと思う。

私が彼らの存在を知ったのは日本デビュー作である''The Lay Of Thrym''
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のポスターがディスクユニオンに貼られていたのを見たのがきっかけなのだが、その時は特に興味はなかった。

しかし、数年後に母が「これ、何だろう?」と興味を示していたのを思い出し、「もしかしたら買う必要があるのかも知れない」と思ったことを機に同作を手に入れようと思ったのだけれど、その時にはバンド名もアルバム・タイトルも思い出せず(苦笑)

微かに覚えていたジャケットを頼りに''viking metal''とググって作品とバンド名を特定し、2〜3年前にやっと手に入れることが出来た。

母は霊能者というわけではないのだけれど、とにかくカンが鋭い。

10代の頃は反発して独自のカンを頼っていたが結局は全て母の方が正しかったのだと悟り、本気で凹んだ時期もあったな(苦笑)

さて、そんな小話はここまでにして、今回取り上げるバンドTyrの作品は確かに購入する価値のあるものだった。

音楽的には男臭いコーラスを無骨な演奏に乗せて歌うメロディックかつプログレッシヴなメタルをやっていて、初購入作品である''The Lay Of Thrym''は漢メタルの名盤と誰かが褒め称えていたのを覚えている。

…しかし、肝心の興味を持った母の感想は「最初の2曲が死ぬほど退屈だったけど、あとはOK」という…(笑)

メタルをノイズと言いきる母の口からそんな言葉が出てくるとは思いもしなかった(笑)けれど、確かに冒頭の2曲は退屈で、テーマも反権力者とか反ナチといったありきたりな内容だったし、私としては彼らが主にテーマにしている北欧神話やフェロー諸島に残る言い伝えを題材にした曲の方に魅力を感じた。

結局、同作を購入した時は「とりあえず無駄にはならなかったから、良かった」と思っただけで、これ以上彼らの作品を求めようとはせず。

しばらくの間CDラックの肥やしとなっていたのだが、数日前にこのバンドのことが何故か再び気になり始めた。

そして何気なく彼らについてググってみると、彼らはフェロー諸島の伝統である捕鯨を妨害する反捕鯨団体と思想的に対立しており、特にシーシェパード及びポール・ワトソンを名指しで批判している(ホームページ等に記載されているらしい)という記述を発見。

Tyrというバンドに再び興味を持つことになった。

ちなみに、環境保護団体や動物愛護団体等はエコテロリストと呼ばれているらしい。

前に書店で見つけた左翼系の洋書にそんなことが書かれていて、それには「テロとの戦いの名の下にどーのこーの…」と焦りが見え隠れしたいつものプロパガンダがウダウダと書き連ねられていた。

まぁ、いずれにせよ地球環境なんて人間がどうこうできるものじゃないし、極端な動物愛護も最終的には生態系のバランスを崩すから、ああいった輩がテロリスト呼ばわりされるのも当然っちゃ当然だと思いますけどね。

まっ、そんなことはさておき、再びTyrというバンドに興味を持った私はCDショップで彼らの他作品を探し始め、一昨日に運良く売れ残っていた''By The Light Of The Northern Star''と''Land''を購入。
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本当は2013年に出たアルバムも欲しかったのだけれど、狙っていたのは上記した2作品だったので、とりあえずは良しとすることにした。

''By The Light Of The Northern Star''は''The Lay Of Thrym''と同じ方向性だけれど、こちらの方が全体的にタフな仕上がりで捨て曲も無い。

しかし、今回特筆すべきは''By The Light Of The Northern Star''よりも''Land''だと私は思う。

霧のかかった曇り空の下、堂々と進む船が美しいアート・ワークと違わぬ音像はまさしくヴァイキングであり、個人的には舟唄を思わせる。

凝った大作が2曲(約10分の曲と約16分の曲)収録されていることも好感が持てるし、同作を聴けば「彼らはこのアルバムを最後に、コンパクトで分かり易い方向に向かったのだな」というのがよく分かるでしょう。

私は音楽的方向性やジャンルが何であれ、内容が良ければ評価するけれど、やはり芸術性や独特の雰囲気を持つ音楽を創るミュージシャンには心を惹かれるものがある。




そしてTyrというメタル・バンドも、そのひとつであったのだ。




彼らの存在を完全に忘れてしまう前に上記した3作品を手に入れることができて、本当に良かったと思う。




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