世名 和正のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS Journey

<<   作成日時 : 2018/09/02 03:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 0

ジャーニーの音楽性を再定義するとしたら、''ヴォーカル・オリエンテッド・ロック''あるいは''メロディアス・ロック''が適切だろうか。

1970年代にアート・ロック・バンドとしてデビューし、スティーヴ・ペリー(ヴォーカル)が加入したことによってヒット曲を数多く輩出した彼らは、フォリナーやスティクスらと共に''Corporated Rock(産業ロック)''という不名誉なレッテルを貼られてしまった。

このレッテル貼りは非常に影響力が高く、「真のロック・ファンなら産業ロック・バンドは聴くものではなく、叩くものだ」といったロック系雑誌及びそのライターの論調に誰もが「そうだそうだ‼その通り‼」と、リアルタイムで聴いていない世代ですら同調していたような気がする。

かく言う私もリアルタイムでは知らないのだけれど、やはりこの''産業ロック''という言葉の影響力は高かったと思う。

しかし、今では「ジャーニーは素晴らしい‼」なんてことを雑誌で言われていて、あまりにもあからさまな掌返しに、「コイツらは信用できない」と心底思ったものだ。

とまぁ、そんなことはさて置き(笑)、今回取り上げるのはジャーニーのベスト・アルバム''Open Arms ~ Greatest Hits''
画像

と''Generations''、そして
画像

''Revelations''の3作品。
画像





''Open Arms ~ Greatest Hits''はいわゆる全盛期のジャーニーのヒット曲を集めた作品で、個人的には売れていた頃の彼らはオリジナル・アルバムではなく、良い曲だけを寄せ集めたベスト・アルバムで充分だと思う。

2枚組のエッセンシャルは個人的に不要な曲が多く、かつ音も好みじゃないので、私は上記した1枚組の''Open Arms''を所持している。

ちなみに同ベストの日本盤は映画「海猿」に合わせて''Open Arms''を1曲目にもってきた半日本企画ものだけれど、輸入盤よりもこちらの方が良いと感じた(日本盤は''When You Love A Woman''も入っているしね。

検証はしてないけれど、多分これは日本盤を買うのが正解でしょう。




''Generations''はシンガーにスティーヴ・オウジェリー時代の作品で、同時に結成30周年記念作品でもある。

基本的には全盛期と同じ作風だけれど、どちらかというとメロディアス・ハード寄りの作品かな。

ジャーニーに限らず、00年代に作品をリリースしたかつての人気バンド達はみんなロック返りしていた。

また、メンバー全員がそれぞれリード・ヴォーカルを担当している曲が収録されていることもあって、集大成的な意味合いもあるのだと思う。

スティーヴ・オウジェリーはスティーヴ・ペリー系統のシンガーで、良くも悪くもスティーヴ・ペリーの代わりといった感じだけれど、彼がジャーニーにいないのだから仕方がない。

それに、最も重要なのは曲だしね。

このアルバムは私が初めて聴いたジャーニーのオリジナル・アルバムだけあって個人的な思い入れが強く、彼らの作品を聴く時はついついこのアルバムを基準に比較してしまうのだけれど、客観的に見ても完成度の高い充実した内容だと思う。

いわゆるジャーニーらしさはそのままに、存分にロックした作品。

それが、''Generations''という作品を簡潔に表現するのに最も適切な表現だと言えるでしょう。




''Revelation''はスティーヴ・オウジェリーに代わってフィリピン出身のアーネル・ピネダを迎えた最初の作品で、オリジナルの他に往年のヒット曲を再録したことにより、''Generations''とは違う意味で集大成的な意味合いを持つ作品でもある。

オリジナルは一部のメランコリックな曲を除き、まるで太陽のように明るい雰囲気を持つ作品で、オーガニックかつダイナミックなサウンド・プロダクションは過去最高の仕上がりだと思う。

曲も全体的に良く、内容的には傑作と言い切れるけれど、あえてマイナス要素を挙げるとすれば、やはりアーネルのヴォーカルかな。

ほとんどのファンは「スティーヴそっくり」と好意的だが、ジョナサン・ケイン(キーボード)の言う通りアーネルはスティーヴとは全く違うと思う。

彼のヴォーカルには独特のクセがあり、それが訛りなのか彼自身の特徴なのかはわからないけれど、とにかく彼の歌唱には個人的に不自然だと思える''間''がある。

オリジナルではほとんど気にならないけれど、''再録曲を聴くと彼の癖の強さがハッキリと現れる''ため、たまに聴いていて違和感を感じるのだ。

アーネルが良いシンガーなのは間違いないけれど、「やはりジャーニーに最も相応しいシンガーはスティーヴ・ペリーなんだな」とは思う。

ちなみに再録曲は''Generations''に収録されていたものを除き、演奏面ではいずれもオリジナルを凌駕している(特にディーン・カストロノヴォのパワフルなドラムスがよく活かされてて良いね)。

アーネルの癖がマイナスに働いた''Fath In The Heartland''と、いまいち歌いこなせていないと感じる''Only The Young''以外は、オリジナルと再録いずれも良い内容だと思う。




おしまい(^o^)/



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 8
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Journey 世名 和正のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる