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<<   作成日時 : 2018/04/22 05:09   >>

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昔、「産業ロック(Corporate Rock)」という蔑称があったけれど、それは今回取り上げるフォリナーの為に作られた言葉らしい。
バンドの中心人物であるミック・ジョーンズは、かつてそのことについてこう語った。

「あのフレーズは、ロンドンのキングスロードのとあるむさ苦しい地下で生まれたんだ。
(ニッと笑いながら思案した後に)マルコム・マクラーレンだよ、間違いない!

かくして生まれた「産業ロック」という言葉は、フォリナーを含めたヒット性のある曲を書くロック・バンドに対するレッテル張りに使われたが、最初期の彼らは産業ロックというよりもブリティッシュ・ロック色の濃い音楽をやっていた。

英米3人ずつで構成されたフォリナーの1stアルバム''Foreigner''
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はまさしくそういう作品であり、全盛期のようなキラキラとした音像とは明らかに異なっている。

ざらついたギター・サウンドにさりげなくアート・ロック的な要素が散りばめられた最初期のフォリナーは、聴きやすくはあるけれど同時に伝統的でもあった。

次作''Double Vision''
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も基本的には同じ路線であり、粒揃いな1stアルバムに引けを取らない強力な楽曲も収録されている。

アルバムとしての出来は1stの方が良いけれど、それでも良作であることに変わりはない。

私が好んで聴いていたのはこの2作で、全盛期の曲を聴くことは意図的に避けていたのだけれど、数あるベスト・アルバムの1つである''The Defenitive''の購入をキッカケに真剣に聴くようになった。
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産業ロックという言葉は本当に嫌な言葉で、例え内容が悪くなくてもひとたび産業ロック認定されてしまえば、それがいかにも酷い音楽のように思えてしまう(苦笑)

しかし、当時のフォリナーの音楽性は確かにキーボード主体のキラキラした同時代的な音像ではあるけれど、安っぽくはない。

今思えば、これこそAOR(洗練された大人のロック)と呼べるものではなかったか。

一般的にAORというとポップともロックとも言えない中途半端な音楽を思わせるけれど、私はこの''The Defenitive''を聴いたことによって「本来AORとは全盛期のフォリナーみたいな音楽を指すべき言葉だったんだな」と感じた。

個人的には3rdアルバムの表題曲''Head Games''もあれば尚良かったなと思ったけれど、それは2009年の作品である''Can't Slow Down''で補えるので、個人的には問題ない。
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同作のウォルマート限定盤は紳士的な歌声の初代シンガー、ルー・グラムとよく似た声質のケリー・ハンセン(ただし、こちらの方がエネルギッシュでハツラツとしている)が歌うアメリカン・ロック色の濃いアルバムとヒット曲10曲のリミックス音源、そしてライヴDVDの付いたお得な一品。

オリジナル・アルバムは初期や全盛期とは違う魅力を持った良作(ただ、''Fool For You Anyway''の再録ヴァージョンは、オリジナルの方が良いと思う)であり、リミックス音源集も最初期の曲を除けば違和感の無い仕上がりとなっていて(''Head Games''も収録されている)、さらにDVDを通じて現在のフォリナーを知ることもできる(映像を観る限り、どうやら今のフォリナーは、全盛期のフォリナーの再現に努めているようだ)。

こうして記事にするにあたって、所有しているアルバムをひと通り聴いてみたけれど、フォリナーは最初期と全盛期、そして現在に至るまでの間に良質な作品を作り上げた良いバンドなのだということを再確認した。

上記したアルバムは、いずれもお勧めできますね。

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