Love, Hate and Passion

アクセスカウンタ

zoom RSS Lacuna Coil

<<   作成日時 : 2018/04/13 04:38   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 9 / トラックバック 0 / コメント 0

Lacuna Coilは北イタリアであるミラノ出身のゴシック・メタルバンド。
画像


艶のある中低音の声が魅力的な女性シンガー、クリスティーナ・スカビアとネチッこくて声量の無い(現在は改善されている)男性シンガーであるアンドレア・フェーロのツイン・ヴォーカルを軸にした音楽性は、ヨーロッパのみならずアメリカでも成功を収め、イタリアで最も成功したバンドとなったらしい。

ゴシック・メタルというのは退廃的でメランコリックな楽曲が特徴の音楽で、アメリカ出身のエヴァネッセンスの成功によって日米における知名度が飛躍的に高まった。

ラテン系特有のネチッこさはゴシック・メタルと非常に相性が良く、彼らの成功はその優れた才能のみならず自分達の性質に合った音楽をやっていることも関係しているのではないかと、私は思う。

ちなみに、ラテン系というととにかくチャラチャラとしたテーゲーな性質を連想するのは、非ラテン系の思い込みのようだ。

大抵の人がイメージするイタリア人はほぼ南イタリア人であり、北イタリア人は南イタリア人のことを快く思っていないそうだ。




「南の奴らが、俺達(イタリア人全体)のイメージを悪くしてる‼」と。




では、北イタリア人はどうなのかというと、どうやら彼らは真面目な性質らしい。

イタリア人のことはよくわからないが、とりあえず南イタリア人よりも真面目なのは、ほぼ間違いないと思う。

非ラテン系によるラテン系に対する勘違いは音楽においても顕著であり、大抵はラテン音楽というと「テッテ♪テテレテッテー♪(リッキー・マーティンのあの曲)」なイメージがあるが、実際のラテン系の音楽はかなりネチッこい(特にヴォーカルがネチッこく、リッキーもラテンの濃い曲だとかなりのネチネチ感がある)。

Lacuna Coilのネチネチ感もなかなかのもので、聴きやすくはないと思うけれど、やはり音楽的なレベルはかなり高いと思う。

彼らの作品群で初心者にお勧めできるとしたら、アメリカでの最初の成功をもたらした3rdアルバム''Comalies''かな。
画像


比較的聴きやすいうえに曲も粒揃いで、なおかつジャケットが美しい。

次作''Karmacode''から入った私は最初「微妙かな」と思ったけれど、今聴くとなかなかの良作であることに気がついた。

''Karmacode(右の写真は輸入盤に付属していたミニポスター)''は中近東風サウンドと大蛇がのたうつようなヘヴィなサウンドが印象的な作品で、クリスティーナのアラビア風スキャットも印象的。
画像


次作と次々作は私の嫌いなプロデューサーであるドン・ギルモアが手掛けた作品(このプロデューサーはバンドの個性を殺しがち)のため、しばらく彼らの作品を聴いていなかったのだけれど、8thアルバムである''Delirium''をきっかけに再び聴くようになった。
画像


「狂気」をテーマにしたこのアルバムは黎明期のゴシック・メタル(スローでメランコリックなデス・メタル)を想起させる作品で、CDショップの試聴機で初めてこれを聴いた時は、不穏なイントロを経て炸裂する「ヴオォォーーー‼」という野郎の咆哮を聴いた瞬間、間違えて違うバンドのアルバムを視聴してしまったのかと思ってしまった(笑)

そしてさらに驚いたのが、その咆哮をアンドレアが出していたということだ。

以前の彼は信じられないくらい声量の無い人で、クリスティーナの添え物…下手したら、それにすらならないと思えるほど貧弱なシンガーだったのに…あのへっぽこアンドレアはいったい何処へ行った⁉

というくらい、私は驚いてしまった。

2013年以降、ほとんどの芸術が衰退していく中、稀に劇的に良くなる芸術家がたまに現れるのだけれど、彼ら及びアンドレアはその稀なケースであったようだ。

アルバムの内容も従来より遥かに良くなっているが、同時にデス・メタル色も強くなっているので、お勧めできる作品かどうかというと微妙(苦笑)

エクストリーム・メタル(うるさいメタルの総称)に免疫があるのならば、間違いなくお勧め出来るけれどね。

そして、''Delirium''を通じてバンドの飛躍的な進歩を感じた私が後追いで購入したのが、今回最後に取り上げる''Broken Crown Halo''。
画像


音楽的には''Comalies''と''Delirium''の中間のような作品で、楽曲の強力さはもちろんのこと、バンドのエクストリーム化を感じさせる作品でもある。

もしかしたら、エクストリーム・メタルに免疫が無い人でも大丈夫…かな?

とりあえず''Delirium''ほどエクストリームではないから、あちらよりも聴きやすいとは思う(私はどちらも大好きだけどね)けれど、こうして私が所有している彼らの作品をひと通り挙げてみると、それらの作品にはそれぞれの良さがあるように思える。

まぁ、興味があれば聴いてみてくれ。

というわけで、今回はこれにて終了(^o^)/

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 9
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Lacuna Coil Love, Hate and Passion/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる