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zoom RSS 兀突骨 / 因果応報

<<   作成日時 : 2017/12/30 07:22   >>

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今年最後に紹介するのは「川越の残虐王」こと、兀突骨(ごつとつこつ)の3rdアルバム「因果応報」。
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偽善者&精神的弱者お断りなジャケットがとにかく印象的だが、「地獄デ自ラノ素行ヲ悔イロ」というキャッチコピーもまた印象的であり、同時に秀逸でもある。
しかし、このアルバムをiTunesで視聴した時の第一印象は、決して良いものではなかった。

「日本人のバンドみたいだし、歌詞も興味深いから、応援の意味を込めて買ってみようかなとは思うけど…音的には劣化Vader(ポーランドのデスメタルバンド)かな(苦笑)」と。

しかし実際に聴いてみると、楽曲演奏共に思ったよりも悪くなく、歌詞は想像以上に良いものだった。
彼らが大化けした4thアルバム「兵ドモガ夢ノ跡(過去記事はこちらhttp://07355934.at.webry.info/201704/article_2.html)」には及ばないが、この「因果応報」もなかなかの内容だと思う。

このアルバムは罪人を裁き、罰を与えることや血みどろの復讐をテーマにした曲が約半数を占めている。
高畑治央氏(ヴォーカル兼ベース)の咆哮も聴き取りやすくなったため、歌詞も入ってきやすくなったことも、プラスに働いたと思う。

罪人を罪人として裁き、罰を与えることは重要だ。

そして、悪を悪として無慈悲に裁くことを歌う兀突骨の楽曲群は、偽善や間違った平等思想が蔓延る現在では特に光り輝くものに思える。

ゆえに、今回は「来年はせめて日本だけでも、悪が社会的に裁かれる時が来ますように」という願いを込めて、今年度の当ブログを兀突骨の「因果応報」で締め括ることにした。

それでは、このブログを読んでくださる数少ない読者の皆様、良いお年を‼(当記事はまだ収録曲に関するコメントが残っているが、これだけは先に書いておきたかった)




[収録曲&管理人コメント]

1:狂気ノ戦野

常軌を逸した過酷な戦場に苦しみ、ついには「殺してくれー‼」と絶叫する曲。
ちなみに、このアルバムに関する私の第一印象が良くなかったのは、メロディが皆無なヴァースが原因であった(今はこの曲も好きだけどね)。
曲の後半部で「南無阿弥陀仏」という言葉が出てくるが、この言葉は浄土真宗を象徴する言葉だ。
仏教に関する知識に欠ける私がそれを知っているのは、父の家系が浄土真宗であるからなのだが、父はかつて某反日カルト教団員から「世界で最低の宗教だ」的なことを言われたらしい。
そのような批判は恐らく、例え悪人であっても南無阿弥陀仏と唱えれば極楽浄土に行けるという教えに起因すると思われる。
しかし、私の記憶違いでなければ、極楽浄土は西洋で言う天国ではなく、阿弥陀如来の住む霊的な修行場と解釈すべき場所であるはず。
少なくとも、私はそう考えている。

日々の生活に追われ、霊性を高める機会すらない者達に救いの手を差し伸べる宗教が浄土真宗…というのが最も違和感のない見解だろう。

もっとも、そう考える者が私を除いてどれほど存在するのかは不明だが。

2:因果応報

「咎められる 所業蛮行 陰徳を積んだ 悪事 暴挙 愚行
己の責 致し方ない 地獄で自らの素行を悔いろ

磔柱の上から見える 景色は澄んで見えるだろう」

秋田浩樹氏(ドラム)のブラストビートが心地良い表題曲。
ジャケットは同曲の「死霊が貴様を迎えに来た」という一節を絵にしたもので、演奏面では中間部の円城寺慶一氏(ギター)と秋田氏が同時に畳み掛けるパートが特に気に入っている。
歌詞、演奏共に秀逸な曲だと思う。

「磔柱の上の貴様は 言語道断面白きかな」

3:地獄カラノ刺客

「復讐の祈りが我を生んだ 貴様の死を誰もが願う
貴様に殺された記憶はまだ鮮明に 多くの者が騙され殺された

我が身は不死身 貴様殺すまで
我は一族の恨み憎しみ」

殺された一族の憎しみが生んだ存在の復讐を歌った、復讐アンセム。
日本は例え親族を殺されても報復を行うことは稀だが、アルゼンチン・スペイン合作オムニバス映画「人生スイッチ(原題はRelatos Salvajes)」
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のエピソードでは本当に殺してしまうのだから、「文化や人種の違いって面白いなぁ」とつくづく思う。

「殺す為に生き返った 地獄から馳せ参じた
我はもはや執念修羅 貴様ノ首貰いうける」

4:裏切ノ報イ

「不合理 不安 執拗に浮かぶ 強い苦痛 打消し振り払う
妄想 感情 意思無関係 処罰 怨恨 攻撃 反撃

謀反 反乱 暗殺 儒教の教え重罪
免れぬ下克上 朱子学の道徳 世を乱す」

本作の収録曲で特に秀逸な歌詞が光る、露骨な反儒教ソング。
特亜三国と儒教の関係性については、ケント・ギルバート氏の著書「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」
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で詳しく書かれているので、知りたい人は同書を読むことを強く勧める。

それにしても、ここまで露骨な曲を書き、堂々と歌うとは…。
高畑氏は漢の中の漢だと思う。

「大賊は貴様 正義は我にある
裏切ではなく天誅 立ちはだかる者全て殺す
報復 憎悪 信念 感情 世の為人の為 貴様を殺す」

5:天下無双

真・三國無双(夢想)のような一騎当千的世界観の曲。
ちなみに真・三國無双(夢想)とは、整形顔の武将達がワラワラと寄って来る敵をバッタバッタと斬り伏せる、コーエーテクモ(ゲーム会社)の看板商品。
戦国版も発売されているが、整形顔とクサい演出は変わらない。
子供の頃は好きだったけど、今プレイすると上記した整形顔と演出が、何とも言えない気持ちにさせてくれる。

「立ちはだかる者 常に与えた 地獄を 圧倒的力で
並々ならぬ武の持主 我が闘志の限り いざ参る 大いに死合おう」

6:獄門

「沈黙が支配する 耳鳴りする程の静寂
暗黒の視界 手探り行く真暗闇
突如明りが灯され 終焉迎える暗黒
断末魔の叫び声 静寂打破る叫声

燃上がる 断末魔 貴様の身体に火が放たれた
苦しみ悶え 地獄へ堕ちろ」

基本的には2と同じような内容の、悪人を裁く歌。
違いは磔にするか、打ち首獄門にするかということくらいか。

「地獄へ堕・ち・ろぉ‼」

という高畑氏の咆哮が心地良い。

「刀振り下ろす 打首獄門 貴様の骸
犬が喰らう 地獄へ堕ちろ

地獄へ堕ちろ 苦しみ続けろ 悲しみ続けろ 様を見よ

騙し続け 奪い続け 私服(私腹の変換ミスだと思われる)を肥やした 罪は重いぞ」

7:覇王伝

「平和を祈らず 天道の恐れを顧みず 金銀賂に耽り 欲しいままに相働く
仏の権威を 笠に着て武装 世俗化した聖地 腐敗しきる

汚れた炎を崇めるな 諸悪の根源を生む
汚れし炎より生まれし信心 我が正義の業火で焼き尽す」

第六天魔王こと織田信長の「比叡山焼き討ち」を題材にした曲。
歴史を題材にした曲は、いかにも歴史好きの高畑氏らしいと思う。
高畑氏の第一声は「皆殺しーーーーー‼」という咆哮だが、どうやら織田信長は本当に皆殺しにしたらしい。

それが事実だと仮定し、当時の僧達が本当に堕落していたとすれば、織田信長は間違いなく、正義感を持つ闇の人間だ。

闇の人間は、敵だと認識した者あるいは悪に対しては絶対に容赦しない。
闇=悪と考える人は多い(というか、ほとんどがそうだろう)が、その考えは絶対に間違っている。

闇の人間にも正義感はあるし、道徳的な価値観も持ち合わせているからね。

悪というのは堕落した人間であり、闇ではない。

光と闇は、単に性質が違うというだけなのだ。

…まぁ、これはあくまでも個人的な見解ではあるけれどね。

ただ、記憶は曖昧だが、彼はとある場所に攻め入った際に、「女子供は避難させるように」といった内容の通告を相手側に伝えていたという話を、本で読んだことがある。

何の本だったかな…?

…まぁ、確か家にあるはずだから、そのうち見つかるでしょう。

8:破軍星

味方の裏切りによって窮地に陥った将兵達の負け戦を描いた曲。
高畑氏の負け戦好きは、「滅びの美学」という価値観を持つ日本人ならではだと思う。
まぁ、父のように「何が何でもハッピー・エンディングじゃないとヤダ‼」っていう人もいるが(苦笑)

9:河越夜戦

先代に受けた恩に報いるため、決死の覚悟で敵陣に奇襲をかける将兵達を描いた曲。
前にも似たような事を書いたが、かつて日本人が持っていたこのような価値観は敗戦後に、失われてしまった。

10:是非ニ及バズ

本作を締めくくるこの曲も、8や9と同じく負け戦を描いたもの。
主人公である武人は勇敢に戦うものの、やがて捕らえられ、その翌日には斬首されることとなってしまうのだけれど、「篝火(かがりび)と共に 消え行く 我身なりけり」という一節は詩的で美しいと思う。
日本人が滅びに美を見出すのも、わかる気がする。
良い曲ですね。

「事は終わった いざさらば…」

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
もう今年もほとんど終わりました。1年が経つのはあっという間ですね。そんなに速く時を刻まなくても良いのにと思います。
来年も宜しくお願い致します。
もにかとなら
2017/12/30 11:50
もにかとならさん、確かに月日が経つのは早いですね。幼い頃とは大違いです(苦笑)
こちらこそ、来年も宜しくお願い致しますm(_ _)m
世名 和正
2017/12/30 16:05

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