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zoom RSS ファイアーエムブレム 紋章の謎 [第1部]

<<   作成日時 : 2017/11/21 03:07   >>

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ミニスーファミ(過去記事はこちらhttp://07355934.at.webry.info/201711/article_5.html)にも収録されている、元祖シミュレーションRPGのリメイクと完結編の2部作品。
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このシリーズの初期作品はかなり思い入れが強いので、この作品は2回に分けて取り上げることにする(クリアーしてから執筆に取り掛かるため、次回の公開日は未定)。

今回取り上げる「第1部 暗黒竜と光の剣」は、初代ファミコンで発売されたシリーズ第1作のリメイクで、購入当時はシミュレーションRPGのシの字も知らなかった。

知らない人の為に一応説明するが、シミュレーションRPGとは、端的に言うとストーリー性の高い将棋である。

まぁ、将棋よりももっとルールは複雑なのだが、こちらはまだシンプルな部類に入ると思う。
ただ、購入当時は小学校1年生だったうえにボードゲームの類いを全くやったことのなかった私には、全くもって理解不能な作品だった。
本作を本格的にやり始め、その良さに気がついたのは、確か小学校5〜6年生くらいの時だったと思う。
第1部はあくまでも前編ではあるけれど、世界観はこの時点でしっかりと構築されている。

本作のストーリーを簡単に説明すると、人間に恨みを持つマムクートという竜人族を中心としたドルーア帝国の支配から解放するため、解放軍を組織した小国アリティアの王子マルスの戦いを描いた作品。
マムクート達が人間達に牙をむいたのは、そもそも人間が力を失った竜族を蔑み、迫害したことが原因であるというのが、本作がありがちな勧善懲悪ものとは大きく異なるところだ。

こういった作品は、当時は珍しかったと思う。
このシリーズの生みの親である加賀昭三は、一貫して質の高いシナリオの作品を作り続けてきた。
彼が1999年に独立して以降、別の人物が引き継いではいるものの、その評価は決して高くない。
特に、ライトノベルのノリと言われる台詞や、お粗末なシナリオは大問題だ。

加賀時代の作品のリメイクですら、台詞の改悪や都合の良い改変、追加が行われているのだから、古参のファンにはなおさら評判が悪い(苦笑)

以下の画像群は、個人的にイラっときた変更点の一例である。





「なにぃ アリティア軍だと!?こんな奴らになめられちゃあ 俺達 海賊の名がすたる!・・死ね!」
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これは第1面のボス「ガザック」の台詞なのだが、加賀氏なき後の再リメイク作では「・・死ね!」が削除された。
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…あのさぁ、海賊なんだから、''死ね''くらい普通に言うでしょうよ。
もっと下劣なことを言うこともありえる。
ある時から当たり前のように行われるようになった、言葉狩りの一種ですな。




言葉狩りその2。
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「くびが飛ぶ」がNGだったらしく、再リメイク版では別の言い方に変更されている。



こちらも、台詞が変更された例のひとつ。
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剣士ナバールを説得するシーダ王女に、彼が「女や子供に用はない!」と言うのが問題視されたようだ。
多分、女性蔑視だと判断したんだろうが、元々戦場は男の世界。
こういった台詞の背景には、「国やそこに残る女性や子供を守るために戦っているのに、何で女が戦場にいるんじゃ!!」という考えがあると思われる。
しかし、現在のゲーム業界の人間は、そこまで深く考えられないらしい。
あるいは、フェミニストの批判を恐れたのか…。
そもそも、このナバールというキャラクターは何だかんだ言っても、女性に優しいところがあるので、どう考えても女性蔑視とは思えないのだが…まぁいいや。

ちなみに、この頃のファイアーエムブレムは性別による能力値の設定及び上昇傾向が現実的である。
女性キャラクターは基本的に打たれ弱く、レベルを上げても打たれ弱さが改善されにくい他、ベテランやお年寄りはほぼ成長の余地がない(しかも、終盤まで通用するほどの能力を持っていないため、お荷物がほぼ確定という)。
現在の作品は遊びやすさを重視あるいは間違った平等思想を反映しているのか、どのキャラクターもそこそこ成長するようになっている。





こちらは、再リメイク版では丸々カットされたシーン。
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画像を見れば分かるとおり、これは奴隷商人に怒りを露わにするマルス王子のシーンなのだが、再リメイク版では奴隷商人そのものが無かったことにされ、ステージ名も「ノルダの奴隷市場」から「ノルダの市場」に変更された。

どう考えても、子供に配慮という名の表現規制であり、はっきり言って不愉快だ。
しかし、それ以上に不愉快なのは、加賀氏なき後の作品に登場する、''倭刀''という武器。
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この''倭''という字は、主に日本及び日本人を侮辱する際に使われる。

シナはかつて、日本を倭国と呼んで蔑んでいた。

そして、現在でも倭人とか倭猿などといった差別用語がシナとその周辺国で用いられている。

その''倭''という字を使用した意図は、いったい何なのか?
日本及び日本人に対する侮辱が目的ならば完全に終わっているし、例えそうでないとしても、製作スタッフは無知であると言わざるをえない。





…とまぁ、再リメイク版を散々こき下ろしてしまったが、曲がりなりにも加賀氏の作品であるし、良いところもあるので、プレイする価値が無い訳ではないと思う。
両方持っておくのもアリですね。

余談だが、私が小学生の頃にこの作品をプレイした時、第16章である「ブラックナイツ・カミュ」のボスであるカミュが倒せず、泣く泣く再プレイすることになった(苦笑)
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単に硬いだけのラスボスよりも圧倒的に強く、無対策では次々と死者が出るうえに、カッコイイときた。
今では問題無く倒せるけれど、初見で難無く倒せた人は少ないんじゃないかな。

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