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zoom RSS Green Day / American Idiot

<<   作成日時 : 2017/08/03 01:54   >>

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パンクは好きじゃない。
とにかく病的なうえに、演奏もデタラメ。
そしてなにより、せっかく芸術の域にまで達したロック(ハードロックおよびアートロック)が、こんなものに駆逐されたということが許せない。
黎明期の病的さが完全に消えた現在は単なる馬鹿っぽいロックといった感じだが、それでも好きにはなれないし、この考えが変わることは無いだろう。
そんな私がGreen Dayの''American Idiot''
画像

を購入したのは、数年前に天に召された叔父が好きなアルバムだったからだ(正確にはアルバムではなく、その収録曲である''Boulevard Of Broken Dreams''である)。

私の叔父はアフリカ人であり、敬虔なカトリック教徒だった。
少年時代に従兄弟の家に泊まった際に神と信仰、そして黒人差別について色々と話してくれたのをよく覚えている。

信仰

私は長らく、この価値観を軽視していた。

いや、正確には軽視していたのではない。

深く考えたことが無かったのだ。

だが、祖国から日本に戻ってきた叔父が入院したと聞き、見舞いに訪れた際、私は信仰の重要性を悟った。

叔父の心には常に怒りが渦巻き、いつもどこか苛々していた。

一部の日本人あるいは日本人擬きによる人種差別と、祖国にいる親族によるたかり。

叔父のフラストレーションの原因について私が知っているのはそれだけだが、とにかく叔父は常に苛々していた。
そんな叔父が一線を越えることなく生きていけたのは、信仰心があったからなのだと思う。

祖国と親族に失望し、「もう疲れた」と弱々しく心情を吐露した叔父の病室のベッドの側に聖書が置かれていたことを、今でもはっきりと覚えている。

その時だった。

''叔父が赦された瞬間''を見たのは。

人は死後、3通りの運命がある。

天に召されるか、地獄に堕ちて終わることのない責め苦に悶えるか、それとも存在しなかった者として消え去るか。

叔父を待ち受けていた運命は、天に召されるというものだった。

私はある時期を境に再び視えるようになった(いつでも好きな時に視えるワケじゃない)のだが、信仰の重要性について思い知らされたのはその時であった。

信じていれば救われるということはまず無いが、信じることは重要だと、私は確信している。

あの日から私は、神を冒涜するあらゆる思想や言葉を嫌うようになった。
組織化された宗教に問題があることは認めるが、信仰は時に精神的な基盤となり、堕落と退廃を防ぐ役割を担うからだ。

…おっと、話がだいぶ逸れたな(笑)

''American Idiot''を購入したのは、叔父が天に召されてから暫く経ってからのこと。
従兄弟が「Green Dayの''Boulevard Of Broken Dreams''は親父が好きな曲」だと言っていたのを思い出したからだ。
Green Dayが素晴らしい素晴らしいと絶賛されていた頃は、その曲についても彼らについても、全く興味が無かった。

「ふぅ〜ん…まぁ、パンクのなかでは悪くないんじゃない」程度に思っていたのだが、Green Dayを聴こうと思えなかったのは、Ritchie BlackmoreによるGreen Dayの酷評だった。
その酷評は「BURRN!」という日本の有名なメタル専門誌のインタビューに書かれているのだけれど、内容は以下の通り。

「昨晩VH1で彼らを観たんだが、''American Idiot''のメロディはブライアン・アダムスの''Summer Of '69''と同じだって気付いたかい?
もう1つのパートはTHE WHOの''My Generation''。
そして大胆にも彼らはボブ・ディランのビデオと同じことをビデオでやっているんだ。
言葉をスクリーンの前で移動させるボブ・ディランのビデオを知っているかい?
あれと同じことをやっている。呆れたね。
ブライアン・アダムスとボブ・ディランから盗んでいるだけなのに、皆、彼らが素晴らしいと褒め称えている。タメ息が出たよ」

パクり云々はともかく、個人的には''American Idiot''にアメリカの保守層を馬鹿にした歌詞のほうが気になるが…まぁ、どうせパンク野郎どもの戯言だ、どうでもよい(笑)
組曲が2曲収録されているけれど劇的な展開があるワケでもなく、基本的に2分程度の曲をシームレスに繋げただけ。
パクりが一切ないと仮定しても、結局購入前とほぼ同じ「パンクにしてはまぁまぁかな」という評価に落ち着いた。

叔父との思い出補正があるから、気が向いた時に聴いたりはするかもしれないけどね(笑)

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